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仲南桧(ちゅうなんひのき) 大黒柱伐採の様子 |
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切り株と林家とファミリー |
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仲南桧 大黒柱使用例
3本の柱は仲南の伐採桧です。 |
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高温圧締熱処理乾燥機 |
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冬暖かく、夏涼しい。
天然系断熱材セルロースファイバー |
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[防火性試験/JIS A 9523] |
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施工完了後の壁体内形状
(振動による沈降試験)
[経年による沈降は認められない]
(財)建材試験センタ−
依試 第7H66404号 |
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屋根断熱の様子 |
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U木造架構と断熱性能 |
木造架構
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柱 大黒柱 梁・桁
垂木
床合板
外壁面材
屋根野地
小屋組
木組み 木材乾燥
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: 土佐杉 特一等材4寸角(120mmx120mm)ベース4隅は通し柱
: 土佐杉 特一等材5寸角(150mmx150mm)通し柱
: 土佐杉 特一等材4寸x6寸(120mmx180mm)〜4寸x1尺(120mmx300mm) <*「讃岐舎」構造ル−ルにより決定>
: 土佐杉 特一等材1.5寸x5寸(45mmx150mm)@500mm
: 構造用合板28Tx999x1999本実(全層国産唐松材使用)☆☆☆☆
: Moiss TM 9.5Tx1000x2730☆☆☆☆
: 構造用合板15Tx999x1999本実(全層国産唐松材使用)☆☆☆☆
: 和小屋とし小屋梁・束を化粧表しとする。(土佐杉 特一等材)
: プレカットによる伝統継手・仕口を基本とする。
: 高温圧締熱処理乾燥機による。
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土台部分長ホゾ込み栓打ちの様子 |
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柱上部込み栓打ち |
新しい工法である金物補強を使用しながらも、柱の上下は伝統構法の「込み栓」を用いることで、よりいっそう架構に粘り強さを持たせています。
■木材について
讃岐舎の構造材は高知の良質の杉無垢材を使用しています。 高温圧締熱処理乾燥により木材含水率を15%程度にまで抑えることで材の乾燥クラック(ひび割れ)を最小限にとどめています。また部材一本一本に「ヤング係数」(曲げ強度)が測定されますのでシビアな品質管理が可能になりました。
大黒柱は5寸角の高知産の杉を使用していますが、「大黒柱伐採ツアー」など仲南の山で伐り倒した桧や杉を使うこともできます。
高温圧締熱処理乾燥とは
木材を矯正負荷をかけた状態で乾燥炉内に収容し、炉内空気を蒸気により置き換えした後、炉内蒸気の一部を炉外に排出しつつ、炉内蒸気を過熱し、木材をそのリグニン軟化温度以上の加熱蒸気中に保持することにより木材中の水分を蒸発させることを特徴とする木材の熱処理乾燥方法。
(*自然乾燥材に比べ材のひび割れは少ないですが、天然の材ですので割れやすきまは発生します。しかしながら構造強度には全く影響がありませんので天然材の風合いとしてご理解下さい。)
■構造ルール
メーターモジュールで構造グリッドの考え方や柱の配置などに独自のルールを設けています。これにより自由設計でありながら安定した高い次元での構造強度を確保しています。また構造部材断面の標準化と種類の限定が可能になり、高品質・高強度を確保しながらもコストダウンを実現しています。
■合板について
讃岐舎では耐震剛性を上げるために構造用合板を使用しています。昔ながらの伝統素材だけで家を作ることも可能ですが讃岐舎では強度のことや工期、コストなど総合的な判断で合板などのある程度の工業製品は積極的に使用していくスタンスです。ただし、合板にもいろいろな種類があります。今流通しているほとんどの合板がロシア産ラーチなど輸入木材(外材)を使用したものです。また、表面は環境負荷の少ない針葉樹を使用していても内部はラワン材(熱帯雨林産)を使用しているものもあります。
讃岐舎では☆☆☆☆であることはもちろんですが、合板の材料の産地にもこだわり、内部まで全層が国産(北海道産)唐松で作られているものを使用しています。
■Moiss(モイス)
外壁耐力面材としてMoissを使っています。Moissとはバーミキュライトと呼ばれる天然粘土鉱物を主原料とする自然素材系のパネル。優れた耐震性能や耐火性能を持ち合わせた新しい素材です。 > Moissのページ
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断熱 |
屋根:セルロ−スファイバ−(デコスドライ工法)T150mm吹込(55kg/m3)
外壁:セルロ−スファイバ−(デコスドライ工法)T95mm吹込(55kg/m3)
床下:サニ−ライト(ポリエチレンフォ−ムB種)T30x884x1884(讃岐舎特別仕様)敷込
(OMの場合は土間下及び立上りコンクリート、土間コンクリートに基礎断熱)
■セルロースファイバー(デコスドライ工法)
セルロ−スファイバ−とは、天然の木質繊維のこと。なぜ天然繊維が優れているのか。その秘密は自然がつくった小さな空気の粒にあります。セルロ−スファイバ−はさまざまな太さの繊維が絡み合っています。この繊維の絡み合いが空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しているのです。
呼吸する高断熱住宅
優れた断熱性能を持つセルロ−スファイバ−を壁・屋根面に隙間なく吹き込むことで、断熱性能の高い省エネ住宅が実現します。讃岐舎では壁・屋根面とも日本で最も厳しい基準である「次世代省エネ基準」に匹敵する性能を確保しています。
木質繊維のセルロ−スファイバ−は呼吸する素材です。優れた吸放湿性で適度な湿度を保ち、結露を防ぎます。
1.安全性
セルロ−スファイバ−は木質繊維であり、添加されているホウ素系薬品は医療にも使用され、人体への蓄積や残留がありません。アメリカの厳しい安全基準にも適合しています。他のセルロースファイバー工法では合成樹脂系の接着剤を使用したものもありますが、デコスドライ工法では接着剤を使用していません。
2.防燃性
セルロ−スファイバ−は薬品によって防燃処理され、1000度の炎にも表面が焦げるだけです。万が一火災にあったとしても延焼を防ぎ、有毒ガスの心配もありません。
[防火性試験/JIS A 9523]
3.耐水性
わずかの雨漏りがしても大丈夫。水をはじく(撥水)処理がしてあります。
[撥水性試験/JIS A 9523]
4.防カビ性
薬品による特殊処理と天然素材が持つ吸放湿性の効果でカビや菌の発生を防止。ゴキブリ、白蟻等の害虫も寄せつけません。[カビ抵抗性表示:最上級のランク3][防カビ性試験/JIS
Z 2911]
5.断熱性
優れた断熱性能を持つセルロ−スファイバ−を、デコスドライ工法により、隙間なく吹き込むことで、夏は外部からの熱の進入を抑え、冬は室内の熱を逃しません。家の中での温度差が少なく、快適な住環境となります。[熱伝導率λ=
0.040W/mk] [熱抵抗試験/JIS A 1420]
6.防露・調湿性
木質繊維のセルロ−スファイバ−は生きています。周囲の状態に応じて水分を吸ったり吐いたりしているのです。この吸放湿性が適度な湿度をもたらし、結露を防ぎます。
[吸放湿試験/JIS A 9523]
7.防音性
吸音材として優れた性能を持つセルロ−スファイバ−を、隙間のない施工によって日常生活の音、屋外からの騒音、室内から屋外へ逃げるプライベ−ト音を和らげます。効果的な防音処方として、高い評価を受けています。
8.省エネルギー
デコスドライを施した住まいは、その高い総合性能により省エネ住宅を実現します。「讃岐舎」の提案する住まい方を実現するには欠かせない素材です。
なぜセルロースファイバーか
讃岐舎では屋根・外壁の断熱材にセルロースファイバー(デコスドライ工法)を使用しています。讃岐舎の提案するオープンプランと開放的な住まい方を実現するには欠かせない素材です。
断熱性能や上記1〜8にある特徴以外に決定的な理由があります。それは現場吹込施工であるということです。 一般の断熱材は規格サイズにカットされたものが多く、現場の状況にぴったりと納まらないケ−スが多々あります。どんなに優れた断熱材でも施工が完璧でないと100%の性能を発揮することはできません。
セルロ−スファイバ−の最も優れた点は、その施工性にあります。現場吹き込みですから、細かな部分や配線、ボックスの部分も隙間なく吹き込むことが可能です。無理なく断熱材の性能を100%近く引き出せることができるのです。
詳しくはデコスドライ工法HPへ |
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