讃岐の舎づくり倶楽部   さぬきのいえづくりくらぶ
 
       
since 03/01/11 
      



仲南の山



Member's Profile

讃岐の舎づくり倶楽部のメンバ−8名を紹介します。私たちは、なにかとわかりにくい「いえづくり」のしくみをできるだけ一般の方々にわかりやすいものにしていきたいと思っています。「林業家」「製材所」「設計者」「工務店」「すまい手」がお互いに顔の見える関係で参画できるいえづくりを目指しています。ということで「顔の見える紹介」をさせていただきます。

環境ファシリテータ

 菅 徹夫
(クラブ代表)


香川県仁尾町生まれ
神戸大学大学院修了(建築学専攻・向井正也研究室、修士論文:村野藤吾の建築作品に関する研究)1983年、1990年、1995年、1999年渡欧。特にイタリアとは親交が深い。建築を通して社会のしくみを転換していくことをライフワ−クとする。めざすはサスティナブルソサイアティ(永続可能な社会)。彼自身、My箸を持ち歩く「グリ−ンコンシュ−マ−(緑の消費者)」の一人だ。
林業家

 豊田 均
香川県仲南町生まれ
香川県唯一の専業林業家。仲南に50町歩(ちょうぶ)の山を持つ。8〜9割がひのきで80年を超える樹齢のものもある。木の本数は5万本を超えると予想される。クラブ代表の設計による彼の自宅はほとんどが自らの山のひのきを使用した「すぐ近くの山の木でつくった家」だ。
 [* 1町歩(ちょうぶ)は9918u]
製材所

 坪田貢秋
神奈川県横浜市生まれ
日本山妙法寺僧侶として出家得度、英国2年、スリランカ2年、米国4年、の海外生活を含む通産11年の僧侶としての生活から、結婚するため還俗。 しばらくは長野の山奥で、自分で麦を作ったりの気ままな生活を送る。特異な経歴の持ち主だ。
その後讃岐へ移転、祖父母の元へ帰郷し家業を手伝う。
宮大工棟梁

 山口宏己
香川県詫間町生まれ
親子2代にわたっての宮大工。寺社・仏閣の合間に大型木造建築や住宅ももちろんこなす。現在は5名の愛弟子と共に宮大工の伝統を後世に残す役割を担っている。愛弟子5名のうち一人は3代目となる彼の愛息子だ。
建築士

 山地隆之
愛媛県新居浜市生まれ
神戸大学大学院(建築学専攻・多淵敏樹研究室、修士論文:アスプルンドの建築に関する研究)
埼玉県秩父市で大工修行の傍ら木造建築設計を学ぶ。1995年来香。木の肌を表した「民家型工法」を得意とする。野の草花を現地調達して行う山地流華道はアジアの器と絶妙のコンビネ−ションで空間を演出する。
建築士

 宮崎香織
香川県仲南町生まれ
仲南の野菜を食べ、おいしい空気を吸って成長した。「素直な家」「自然な家」をコンセプトに、日々住宅の設計に没頭する。女性ならではの細かい気くばりで住まい手の心をつかむ。室内空間をプレゼンテ−ションする手書きのパ−スはイメ−ジを喚起させる彼女の大きな武器だ。自らがそうであったように自然と共生する暮らしの提案をモット−とする。
家具職人

 大宮貴則
香川県観音寺市出作生まれ
山口大学経済学部卒業。モ−タ−スポ−ツをこよなく愛する正当派レ−サ−として20代を過ごす。F3に数十回参戦。最高成績は3位入賞。レ−スクイ−ンから花束を受けたことも・・。現在は家具職人として活躍、本物の木を使った息の長い家具造りを目指す。
建具職人

 横山康規
香川県観音寺市高屋生まれ
木製建具製作、取付を業とする。既製品建具に押される市場のなか本物の木を生かした建具造りを研究中だ。使い道なく山で腐食してゆく杉・桧を現代の住宅に再生させることに取り組んでいる。
 【 讃岐舎倶楽部 】〒769-1406 香川県三豊市仁尾町仁尾辛15-1 TEL:0875-82-2988 FAX:0875-82-2939