木造建築研修会

メンバ−の山口棟梁が講師となって、工務店の木造建築研修会を開催しました。工務店の技術者の中には木造を手がけたことのない人もいて、興味深く棟梁の話に聞き入っていました。今回は主に「継ぎ手」や「仕口」の紹介とその仕組みについての話でした。

       開催日時:2003年7月24日(木)PM7:00〜PM9:00
       開催場所:香川県三豊郡仁尾町

柱勝の場合の土台との仕口を説明する棟梁。

胴差しと柱の仕口の説明。
 
地松の丸太で釿(チョウナ)削りの実演。チョウナは今や絶滅危惧種。詳しくはこちら

「そま」と呼ばれる鉞(まさかり)。丸太の横腹を削り落とす。

木柄は「ねれ」の木。棟梁が自分の好みに合わせて作った。曲面は火であぶって曲げ1年ほど寝かしておくとのこと。 「そま」と呼ばれる道具。鉞(まさかり)の一種か? 木柄は樫の木。柄の断面は極端に縦長で持つと緊張感がある。
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