木で作る 
      
      丸亀市の街なかに平屋の小さな木の家が完成しました。 
高さを抑え、深く張り出した軒。その軒下に一直線に広がるウッドデッキ。 
古木里庫で出会った石のアプローチや玄関の桧の錆丸太。 
リビング、縁側、ウッドデッキが一体となる空間。仲南の森で伐採した桧の大黒柱。 
      暮らしの中に、木のよろこび、楽しみを詰め込んだ小さな木の家です。 
       
      だから、木の家 
       きめ細かく艶のある木肌は、触れるとしっとりなじむ。 
無垢木に包まれた家は、木の呼吸を肌身で感じる。 
やわらかく差し込む光が、住まいも心もやさしく照らしてくれる。 
清流のように、よどみなく流れるのは、木の香りをまとったそよ風。 
裸足で歩く、どこにでも腰を下ろす、やわらかな杉に触れる毎日。 
「良いものを永く大切に使う」。 
それは特別なことではなく、日本人の生活文化に息づく姿勢と合致している。 
豊かさのひとつは、人それぞれの営みにふさわしい住まい方を発見していくこと。 
ただ、心地よい居場所でずっと過ごしたい。 
      だから、木の家がいい・・・。 
       
       
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