縁側のある暮らし
高松市の街なかに四国の材を使った木の家が完成しました。
外と内のあいだ、外でもあり、内でもある縁側。そんな曖昧な場所を楽しむ家。外と内、自然と暮らしをゆるやかにつないでくれます。
軒下の活用
焼杉の外壁に、深く張り出した軒。軒下には縁側があります。深い軒は、雨を遮り、夏の暑い日差しをやわらげてくれます。縁側では、夏はスイカを食べたり、夕涼みをしたり・・・。
そして冬は、ゆるやかな角度で差し込むあたたかな日差しの中で日向ぼっこしたり・・・。
2階の軒下には、手すりの付いた肘掛窓があります。窓をあけて腰をかければ、風を感じ、景色や星空を楽しむこともできます。
もう一つの軒下は、脱衣室の外。ウッドデッキに出ての物干場は、物置で外からの視線を遮り、街中ならではの機能的な場所をつくりました。
また、この家には太陽の熱を利用して、夏は給湯、冬は床暖房をするOMソーラーを搭載しています。現代の技術と、昔からある日本の家の工夫が室内環境をととのえ、楽しく快適な暮らしを後押ししてくれます。
軒下をうまく活用することで、暮らしの楽しみがうんと広がる家です。
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