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HOPE計画創設25周年記念
地域住宅計画全国シンポジウム2008 京都大会 大会チラシ|大会案内 |
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■開催主旨
長安、ローマ、イスタンブール、我が国においては奈良、そして京都。千年の時を超え、今なお多くの人々の生活の舞台としての歴史を刻み続ける都市が、この地球上には存在する。はるか未来に続くこの常しえの時の流れを、そしてその終わることのない都市の生活を支えるものはいったい何であろうか
? 生き生きとした都市には、人々が生活するためのありとあらゆるものがそこにある。着るもの、食べるもの、楽しめるもの。そして、住まいにかかわるものもすべてがそこにある。住宅は決して遠くの工場で作られて運ばれてくるものばかりではない。地元で生まれ、地元で加工されたものが多く使われる。木、土、紙、石、茅、ありとあらゆるものがすまいづくりに使われる。 またこれらに携わる人々がいる。そこに生活が営まれ、人々が集い、住まう。そして町が生まれ、都市になる。これこそが永遠の都を支えるパワーである。 四半世紀の時を超え、今地域住宅計画は新たな段階を迎えつつある。25周年というこの節日の年に当たり、永遠の時を刻むための新たなる地域住宅計画を、千年の都、この京都の地で語り尽くそう。今一度、ほんもののすまいづくり、まちづくりを目指して・・・ |
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一日目 10月2日(木) 【会場:京都大学百周年時計台記念館】
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△京都大学百周年時計台記念館、会場の風景 |
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■開会 13:00〜
ご挨拶 地域住宅計画推進協議会会長 京都市長 門川大作
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「山あれば山を観る、雨の日は雨を聴く、春夏秋冬、あしたもよろし、ゆふべもよろし、すなほに咲いて白い花なり」。私の好きな詩の一節です。「真に豊かさが実感できる住まいとは何か」と考えた時、ふとこの詩が浮かんで参りました。 1200年を越える悠久の歴史を有する京都には、豊かな自然や季節を取り入れた様々な知恵が、今も人々の暮らしの中に脈々と息づいています。その京都で、全国から多数の皆様をお迎えし、「地域住宅計画全国シンポジウム2008」が開催できますことを誠に光栄に存じますと同時に、皆様を心から歓迎申し上げます。 住民自らが参加、発意し、地域に根差した住まいづくりを目指したHOPE計画が創設され、本年は、25周年という記念すべき節目の年。国民の住生活の安定と向上に向け、日々、情熱を注がれる関係者の皆様の御尽力に、深く敬意を表します。 さて、本大会では、「時を超えて地域に住まう」をテーマに、地域に根差した住まいとまちづくりの実践例を御紹介しながら、将来の住まいのあり方について幅広い論議を行っていただきます。 国民の住生活の安定の確保及び向上を目的として制定された「住生活基本法」と、これを推進する「住生活基本計画
(全国計画)」においても、国、地方公共団体、事業者と一丸となった、きめ細かな住まいづくりや住民が誇りと愛着を持つことのできるまちづくりが必要と謳われています。山の姿や雨の音を愛しむ豊かな心が自然と湧き、朝夕に幸せを実感できるような住まい・まちづくりについて、皆様とともに考えて参りたいと存じます。 結びに、御参加いただいた皆様方お一人お一人にとりまして、本大会が実り多いものとなりますことを念願致しますとともに、皆様方のますますの御活躍と御健勝を心からお祈り申し上げます。 |
■授賞式《受賞作品一覧》
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△受賞者のみなさん |
二、地域住宅計画功労者表彰 (賞状と額縁)
渡邉定夫(協議会顧問・東京大学名誉教授) 巽和夫(協議会顧問・京都大学名誉教授) 三井所清典(協議会顧問・芝浦工業大学名誉教授) 松田貢(協議会副会長を長期間お受けいただきました・山形県金山町前町長)
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△功労者表彰、受賞者のみなさん |
三、25周年特別表彰〜地域住宅計画二十五周年記念 特別賞 33団体 1旭川市 2喜多方市 3笠間市 4水戸市 5坂東市 6成田市 7川崎市 8射水市 9富山市
10大野市 11千曲市 12岐阜市 13田原市 14京都市 15大阪市 16篠山市 17神戸市 18江津市
19美祢市 20下関市 21南国市 22北九州市 23福岡市 24島原市
25熊本市 26金山町 27三春町 28塙町 29久万高原町 30佐川町 31喜界町 32諸塚村
33椎葉村
四、講評
岩田司 独立行政法人建築研究所 研究主幹
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■基調講演 -時を超えて地域に住まう- 14:10〜
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巽和夫(京都大学名誉教授・協議会顧問) 1929年京都府生まれ。62年京都大学大学院工学研究科博士課程を修了。建設省建築研究所研究員、京都大学工学部助教授などを経て、68年同教授。93年同名誉教授、福山大学工学部教授。2000年同名誉教授となり現在に至る。
(社)都市住宅学会会長、建設省住宅宅地審議会、同建築審議会などの各委員を歴任。現在、全国建築審査会脇議会、兵庫県住宅審議会、京都市建築審査会などの各会長。著書に『現代社会とハウジング』
(彰国社)、『町家型集合住宅』
(学芸出版社)など多数。日本建築学会大賞、建設大臣表彰などを受ける。 |
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■講 演 -新しい都市住宅の挑戦- 15:20〜
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平家 直美(京都市都市計画局公共建築部長) 1953年鳥取県生れ。
1978年京都市採用、財団法人京都市景観・まちづくりセンター事務局次長、都市計画局公共建築部工務監理課長等を歴任。2008年4月から公共建築部長。京都市において、長年、住宅計画、建築指導、公共建築などの行政部門に携わる。著書に、「京・まちづくり史」
(共著、2003年7月、昭和堂)。 |
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■まち歩き説明 16:10〜
@姉小路界隈、三条通エリア
A本能学区、明倫学区エリア
B西陣千両ヶ辻エリア
C町家改修物件T 二条城北 (松屋町通丸太町下る)
D町家改修物件U 堺町通万寿寺通角
E長江家住宅・船鉾町会所エリア
※京町家ファンドの仕組み |
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△まち歩きの説明 |
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■意見交換会(別会場) 18:00〜
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二日目 10月3日(金) 【会場:ひと・まち交流館京都】
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■現地まち歩き 午前中
前日に説明されたエリアをまち歩き。各エリアで解説ポイントを設置。 |
■分科会 13:15〜
テーマ@「居住文化と地域運営」
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コーディネーター:三井所清典(芝浦工業大学名誉教授・協議会顧問) 1939年佐賀県生まれ。1963年東京大学建築学科卒業。1968年東京大学大学院博士課程修了。1968年芝浦工兼大学建築学科講師。1982年芝浦工業大学工学部教授。2006年芝浦工業大学工学部教授退任、現在名誉教授。
1970年アルセッド建築研究所設立主宰、現在に至る。2001年NPO法人木の建築フォラム代表理事、現在に至る。東京建築士全港区支部「港会」会長、現在に至る。地域の設計者・工務店や住民参加の住まいづくり、街づくりワークショップを富山、山口、福島、福井などの各地で行い、現在中越旧山古志付の住宅復興に取り組んでいる。また伝統構法を活かした大型木造建築の開発設計に取り組み、林野庁森林技術総合研修所・林業機械化センター
(群馬)、飛鳥学院保育所 (奈良)、五重塔永明院 (富山)、宮崎県木材利用技術センター
(宮崎)などで、地域の大工、工務店が参加できる一般木造建築の地域化に努めている。 |
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パネリスト |
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西嶋直和(本能まちづくり委員会 委員長)
1947年京都市生まれ。
1966年京都市立洛陽工業高校色染料卒。 同年より家業染色補正業を修業経て営む。
1991年京都染織青年団体協議会会長。 1999年より本能まちづくり委員会委員長。現在に至る。 |
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谷口親平(姉小路界隈を考える会 事務局長)
1946年京都市生まれ。
1972年大阪工大土木工学科卒。パシフィックコンサルタンツ株式会社入社 (現職)、技術士
(建設部門)。母校で「岩盤・トンネル工学」7年間非常勤講師。
1989年トルコ政府道路局と中国鉄道省で技術指導。 1993年
(財)都市みらい推進機構で都市地下空間活用主任研究員。
1995年姉小路界隈を考える会設立。 |
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梅宮路子(味匠喜っ川 企画室)
大学の研究室での調査活動を通じて、村上町屋商人会会長であり、観光カリスマでもある吉川日嗣氏と出会う。2005年吉川氏に師事し、「味匠 喜っ川」に入社。村上に関わるようになって7年、吉川氏と共に城下町・村上に残る昔ながらの町屋を舞台に、町屋の公開や犀風まつり等の企画、景観の再生に取り組み、村上の活性化に貢献している。工学博士。 |
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林田誠治(島原市 建設課長)
1984年島原市HOPE計画策定時より担当係長としてHOPE計画を中心にまちづくりに関与、推進体制として島原市HOPE計画推進協議会を設立、以降モデル事業として公営住宅の整備や、町並み景観賞などソフト各種事業を展開、2003年HOPE計画20周年島原大会の地元事務局を担当、今回は島原市が継続してきた5年を簡単に振り返ると共に、これからのHOPE計画について共に考えて行きたい。 |
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■分科会 13:15〜
テーマA「地域居住と不動産流通」
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コーディネーター:高田光雄(京都大学大学院教授) 1951年生まれ。博士
(工学)。一級建築士。地域の歴史や文化を活かした住まい・まちづくり、少子高齢社会に対応した住まい・まちづくり、都心居住空間のデザイン、スケルトン・インフィル方式の住宅ストック再生への適用、大規模集合住宅団地の再生、シナリオ・アプローチによる住まい・まちづくり計画手法の開発などに取り組んでいる。都市住宅学会副会長。京都府建築士会副会長。大阪府住まい・まちづくり審議会会長職務代理。兵庫県住宅審議会委員。京都市住宅審議会会長など。著書に、『日本における集合住宅計画の変遷』『NEXT21:その設計スピリッツと居住実験10年の全貌』『少子高齢社会の都市住宅学』など。作品に、『泉北桃山台B団地』『エステ南千里』『実験集合住宅NEXT21』など。受賞に、日本建築学会賞、日本建築学会作品選奨、都市住宅学会賞、日本不動産学会賞、日本計画行政学会賞、日本建築士会連合会賞など。 |
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パネリスト |
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西村孝平(株式会社八清 代表取締役)
立命館大学卒業後、積水ハウス株式会社を経て昭和50年株式会社八清入社、平成14年代表取締役に就任。現在、不動産中古住宅再生販売
(リ・ストック住宅)・分譲住宅の販売、不動産仲介業
(土地・建物)・不動産賃貸業、不動産証券化事業・京町家の再生事業、土地有効利用
(コインパーキング・コインランドリー)、NPO法人資産相続相談センター開設を行っている。 |
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小針 剛(町家倶楽部ネットワーク)
1958年東京生まれ。1984年より京都にてフリーカメラマン。現在も出版関係、ドキュメント、風景や古典芸能のお能から舞妓姿まで幅広く活躍中。1995年〜西陣の町家に移住し、町家の保存、活用から町づくりに係わるようになり、人と人
(借り手と貸し手)、人と地域を結び様々な相談を受ける町の仲人としての「町家倶楽部ネットワーク」を友人と立ち上げた。現在までに190件のお見合い=借り手と貸し手を結ぶ事の成立をし、160数軒の遊休町家を現役に戻すことが出来た。 |
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金野幸雄(篠山市 副市長) 1955年徳島県生まれ、東京大学工学部土木工学科卒業、1982年に兵庫県庁に入り、河川事業、道路事業、都市計画、交通計画、事業評価等の業務に従事。1995年の阪神淡路大震災を経験し、街路事業を通じて震災復興に取り組む。2001年度から3年間、丹波県民局に勤務し、緑条例
(緑豊かな地域環境の形成に関する条例)改訂などの業務に従事。農村地域の風景計画、地域コミュニティ再生、古民家再生などの調査研究、実践活動もに取り組んでいる。2007年3月から現職。 |
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佐藤彰啓(ふるさと情報館 代表)
1944年岐阜県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、農村雑誌『家の光』編集者として、全国各地の農業問題・農村社会のあり方や地域おこしの仕事に従事。1990年「ふるさと情報館」を設立。現在、「ふるさと情報館」の運営会社である
(株)ラーバンならびに
(株)ふるさとネットの代表取締役。田舎暮らしを実現する情報誌『月刊ふるさとネットワーク』発行人。日本の民家の保存再生を図る「NPO法人日本民家再生リサイクル協会」代表理事。農政ジャーナリストの会会員。 |
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■全体討議
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コーディネーター:渡邉定夫(東京大学名誉教授・協議会顧問) 1967年から東京大学講師、1975年より同助教授、1984年より同教授。
1993年から工学院大学工学部建築学科教授、東京大学名誉教授、長岡造形大学客員教授。
1999年から工学院大学工学部建築都市デザイン学科教授。 1994年 (社)日本建築士会連合会理事、
(財)日本地域開発センター顧問。 1998年 (財)建築技術教育普及センター理事。2007年
(財)文化財建築物保存技術協会理事。受賞に、日本都市計画学会計画設計賞、日本建築学会論文賞、日本計画行政学会計画賞、日本都市計画学会功績賞。 |
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■次期開催地あいさつ 16:10〜 |
■閉会あいさつ 16:20〜 |
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