仲南の杜(もり) 大黒柱伐採ツアー2009 レポート!
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2002年にはじめた讃岐舎倶楽部の一大イベント「大黒柱伐採ツアー」。今年で8回目になりました。今回もいつものまんのう町「仲南の森」を舞台に開催しました。実際に新築する家の大黒柱になる木が、住まい手さんご家族の見守る目の前で林家 豊田均氏の手によって伐り倒されました。

今回は3家族の大黒柱、3本を伐り倒しました。樹齢80年前後の桧がご家族の目の前で伐採されました。
今回の参加人数は総勢49名。
大黒柱を伐ったご家族は32家族になりました。

 開催日  2009年11月8日(日)   <天気:晴れ>
 当日スケジュ−ル
8:45
9:00
10:00

12:00
13:30
14:30
15:30
集合
出発(マイクロバス)
仲南 林家 豊田氏と合流(豊田邸前)
伐採現場見学。
昼食(お弁当)参加者紹介、感想など・・
枝打ち体験。
仲南の森出発
解散
宇多津での受付風景です。
さあ始まります、伐採ツアー。

マイクロバスにも・・・
いつもの仲南の山 土場の風景です。クラブ代表の一声からはじまります・・・。

今回は、いきなり伐採現場へ直行です。
ご覧のような山の中で、それははじまるのです・・・

「こちらへ倒します。」林業家 豊田氏の説明です。
自分家の柱になる樹を見上げます。長さ20m以上、樹齢は80年です。

これが大黒柱になるのです・・・。
受け口と追い口の様子がよくわかります。
少し残った部分が蝶つがいの役割をしてスムーズに倒れるのです。

丸太の上を颯爽と歩く林業家 豊田氏。
時にはこんなアクロバットも見せてくれます。
木に引っかかったため、ワイヤーを巻き付けてこれで引っ張って倒します。

伐採柱を囲んで・・・・


伐採の様子です。動画でどうぞ・・・

こちらは枝打ちの様子です。
まずは豊田さんがプロの仕事を見せてくれます。

お子様たちも貴重な経験ですね。


枝打ちの様子もどうぞ・・・


土場で記念撮影。かけ声は「ヒノキー・・・」。

【参加者の声】
「林業の仕事って先の先の人のために木を植え・・・想像を超える夢のある、、でも大変な仕事なんですね。」

「伐ったばかりの木の内部があんなに潤ってるなんて知らなかった!」

「自然の恵みをいただいたので、気持ち的には植林して帰りたかった。」

「自分たちの家の柱を伐ることができ、とても感激しました。」

「豊田さんの手入れの行き届いた山に入らせていただき、気持ちの良い時間を過ごせました。」

「日本の山というより地元の山のことすら何も知らず、今日初めて見ること聞くことばかりで、とてもためになりました。」

「伐採を見るのも枝打ちも初めてだったので興味深かった。」

「伐採は目の前で見るととても迫力があって、木は偉大だなーと思った。」

「マイホームの大黒柱を目の前で伐採してもらえるのは、記念になるし心に残ると思う。」

「間伐は必要な作業だが、今の日本の山はほとんどできていないのではないか?もっと日本の木を使って家を建てたら良いと思う。」

「伐採の現場を直接見ることができる機会はなかなか無いので、非常に興味深かった。」

「とても貴重な一日でした。伐採されたご家族の笑顔がとても印象的でした。」

「一般の人にも、もっと山の現状について関心を持ってもらえたらと思います。」

「こんなに近くで木が倒れていくのを見ることができて大変良かったです。なんとも香りが素晴らしかったです。」

「実際に家を建てる方が、山に木を見に行くのが良いと思います。」

「木造でどんどん家が建つ世の中になるように頑張ってください。」

「伐採を間近で見ることができて良かった。枝打ちもおもしろかった。」

「倒れゆく木を見て迫力を感じ、大黒柱になるまでを想像することができて楽しかった。」

「何度見ても自然の美しさと、雄大さに感動。」

「管理された山が減少しているのは残念。」